こんにちは卓コロ編集長のガチアキ@Gachiaki0926です!
今日はゴリラTRPGのわかりやすいルール解説を、画像付きでさらにわかりやすく解説していきたいと思います。
通常戦闘ルールについて本記事では解説していきますが、その他のルールについてはゴリラTRPG公式wikiをご確認ください。
「ゴリラTRPGってウホウホ言ってるだけのTRPGでしょ?」
そんなことはないと、この記事でゴリラTRPGのシンプルながらもしっかりしたルールについて知っていただきたく筆を執った次第です。
それでは解説へ移ってまいりましょう!!
ゴリラTRPGの戦闘の流れと概要
ゴリラTRPGには【通常戦闘ルール】と【ゴリラ戦闘ルール】の二種類がございます。
【ゴリラ戦闘ルール】というのは簡易戦闘のようなもので、こちらではHPを削りあう【通常戦闘ルール】について解説させていただきます。
ゴリラTRPGの戦闘は上記の画像の通り……。
1.戦闘開始フェイズ (敵の数や終了条件を確認する)2.行動順番決定フェイズ (ダイスを一つ振り出目へ野生の能力値を加えて高いものから先に動ける) 3.行動フェイズ 4.戦闘終了確認フェイズ 5.戦闘終了フェイズ |
また、戦闘終了確認フェイズで終了条件を満たしていない場合、戦闘が終了するまで行動順番決定フェイズと行動フェイズを繰り返していきます。
それでは一つ一つにフォーカスして解説してまいりましょう。
戦闘開始フェイズ
GMから戦闘開始が宣言され【敵の数】と【戦闘終了条件】について伝えられるフェイズです。
ここでドラミングなどのゴリラスキルが使用できますので、忘れないように確認しておきましょう。
行動順番決定フェイズ
【戦闘開始フェイズ】で敵の数と終了条件を確認した後、誰が先に行動できるのか順番を決める【行動順番決定フェイズ】へと移ってまいります。
1d6+【野生】で判定を行い、出目へ野生をプラスした達成値が高い順に行動していけるのですが
ここで出目が『⑤』だった場合、達成値関係なしに一番早く動けるようになります。
この判定でGPを使用することも可能なので。どうしても早く動きたい場合は使ってみるのもいいかもしれませんね。
また、達成値が互角だったりゴリティカルしているものが二体以上いる場合はもう一度ダイスを振ります。
※扱いとしては同時行動となりますが、実際に処理していく順番をダイスで決めるといいでしょう、ということでこう解説しています。
そして、人間が敵だった場合は野生を持たないのですべての動物の後から行動することになります。
行動フェイズ–行える行動は6種類!
行動順番を決定した後、それぞれにこの【行動フェイズ】が順番に巡ってきます。
主として攻撃を行っていくことになるのですが、行える行動は全てで6種類あります。
攻撃
対象を選択して攻撃を行っていきます。
攻撃には二種類あり【素手攻撃】と【武器攻撃】の二種類があります。
素手攻撃は【筋力】を、武器攻撃は【力】の能力値を使用して判定を行うのですが、これを命中判定と呼びます。
攻撃を受けた受動側はこれに対抗して同じ能力値で判定を行い(対抗判定)、これが失敗したら攻撃は命中となります。
命中判定がゴリティカルした場合、奇跡的な成功という扱いとなり受動側もゴリティカルしないと攻撃を避けられません。
さて、前提をお話しさせていただいた上で素手攻撃と武器攻撃について簡単な説明をさせていただきます。
・素手攻撃
素手攻撃は【筋力】で命中判定を行います。
命中判定が成功した場合、ダメージはダイスを一つ振って出た目に【筋力】の値を足すことで算出します(1d6+筋力)
そしてこの素手攻撃を行う際に≪怒りのメガトンパンチ≫や≪ハンマーヘッドゴリラ≫などのゴリラスキルを使用して様々な修正を加えることができます。
(多くはダメージ上昇&命中判定へマイナス補正、詳しくは公式wikiゴリラデータセクション参照)
さらに、ゴリティカルした場合はゴリラスキルで上昇した分とダイスを振って出た達成値を合計した、最終的なダメージを二倍して算出します。
・武器攻撃
武器攻撃は武器攻撃ゴリラスキルを使用することで行うことができ、【力】で命中判定を行います。
武器毎にさまざまな命中補正がかかってくるのですが、こちらも公式wikiゴリラデータセクションで参照してください。
ダメージも武器毎にそれぞれ設定されておりますのでご確認ください。
気を付けるべき点は、素手攻撃のように能力値分ダメージは増えず、ゴリティカルした場合【力】の能力値の分しかダメージへ加わらないことです。
素手攻撃とそのように処理が変わってきますのでお気を付けください。
逃走
【野生】の能力値ですべての敵と対決(ダイスを二つ振って出た値に能力値を加え、算出された達成値を比べあう2d6+野生)して
勝利することでその戦闘から逃走することが出来ます。一度でも敗北した場合、逃走は失敗です。
また、引き分けた場合、次に逃走を行う際に達成値+2のボーナスを得ることが出来ます。
全ての敵と対決する必要があるのですが、一度負けた時点で、もしくは引き分けた時点でそこで判定を終えましょう。
(一応、補足として。全ての敵に勝利しなければならないので、一度でも勝てなかった場合続けて判定する意味がない)
GMは逃走判定をできないことにしてもいいのですが、その場合は戦闘開始フェイズで宣言しておくと親切でしょう。
(もっとも、クライマックスフェイズでボスと戦うことになって、群れを見捨てて逃げ出すゴリラはいないと思いますが)
※注意 この逃走判定もまた立派な行動の一つであり、手番を消費してしまいますので気を付けましょう。
逃げて攻撃も行うといったことはできません。
その他
こちらでは簡潔な説明で終了するその他の行動についてまとめております。
・防御専念
こちらを宣言することで次の行動順番決定フェイズまで、相手からの命中判定に対して+1d6の修正を受けます(2d6で判定後1d6を振り足す)
・ゴリラスキル使用
≪いいからドーピングだ!≫などの支援系ゴリラスキルを使用できます(ゴリラスキルのタイミングを参照)
・バナナを渡す
文字通り、自分のPGが所持しているバナナを他のPGへ好きなだけ渡すことが出来ます。ただし、これにも行動を消費してしまうのでゴ注意。
・自分の行動手番を遅らせる(ディレイ)
自分のPGを待機させ、最後に行動させることができます。
行動手番を遅らせたPGが複数いる場合、もともとの行動順から行動していきます。
戦闘終了確認フェイズと戦闘終了フェイズ
【戦闘終了確認フェイズ】で終了条件を満たしているかを一旦確認します。
そして、終了条件が満たされていない場合――主として、敵が戦闘不能になっていない場合。
もう一度【行動順番決定フェイズ】を行い【行動フェイズ】へ移行し、終了条件が満たされるまでこの流れを繰り返していきます。
(1ラウンド、2ラウンドと繰り返すごとにカウントしラウンド数を数えていくと管理しやすいでしょう)
2ラウンド、3ラウンドと繰り返し晴れて終了条件を満たすことが出来た場合【戦闘終了フェイズ】へ移行します。
戦闘不能になった、気絶していたPGはHPを1まで回復して立ち上がることができ、エンディングへ望むことができます。
PGが戦闘不能になっちゃった!そんな時でもゴリラなら死なないかもしれない【生死判定】
もしゴリラのHPが0となり戦闘不能になってしまった場合、即座に【生死判定】を行うことになります。
生死判定は――2d6+【パワー】で判定を行い、5以上を出すことで成功となり気絶状態になることができます。
ただし! ゴリラの現在HPがそのままペナルティとして入ってきてしまいますので、お気を付けください。
(つまりダメージがHPを超過して、HPが-2になっていた場合、2d6+野生-2となり、HPが-6だったら2d6+野生-6となる……)
さらに気を付けねばならないのが気絶状態でも攻撃の対象となり、HPが減る度に生死判定を行わねばなりません。
(HP-10、HP-15とかで判定になったらもう祈るほかありません。ゴリティカルしたら成功になりますので祈りましょう)
そして、失敗した場合は死亡します。
罪を憎んでゴリラ憎まず【ゴリラ手加減】
相手を止めたいが殺したくはない……! 戦闘不能にしたいが死なせたくはない!!
そんな時は【ゴリラ手加減】です。
ゴリラ手加減は【素手攻撃】や「この攻撃ではゴリラ手加減を行うことができる」と記述されたゴリラスキルで行うことができます。
命中判定の前に宣言しましょう、これを行うことで相手が戦闘不能になっても生死判定を行わずに、必ず気絶状態にさせられます。
ゴリラは紳士的な生き物、他ゴリラを身を挺して守ることもある【かばう】
他のPGやキャラクターを敵の攻撃から【かばう】ことができます。
これは未行動のPGが行うことができ、かばいたいキャラクターの回避(対抗判定)が失敗した直後に宣言可能です。
宣言したPGが代わりにダメージを受けることができますが、行動を消費してしまうためゴ利用は計画的に。
≪ハンドスラップ≫などの複数のキャラクターを攻撃するスキルで、自分もかばう対象も回避に失敗していた場合
防御力などでダメージを軽減したあと、最終的なダメージを二倍にしたダメージをかばうを宣言したPGが受けることになります。
また、かばうを宣言したゴリラをさらにかばうことはできないのでゴ注意ください。
※昔、そういう会話をwiki管理人の方とした記憶があるというだけで、公式wikiに明記はされておりませんのでお気を付けください。
公式wikiのTwitterへ質問させていただき、いただいた回答をこちらに載せたいと思います。
ゴリラTRPGの戦闘解説まとめ
ゴリラTRPGをまだよく知らない方へ向けて、画像をつけてイメージがわきやすいようにゴ説明させていただきましたがいかがだったでしょうか?
最近はやはり動画へ参入される方が多く、ちらほらゴリラTRPGの動画をYouTubeで見かけるようになり嬉しい気持ちと
ゴリラを推している身からしたらまだ動画投稿できない自分に悔しさも感じます。
ゴリラTRPGについて動画でもっとわかりやすく解説していきたいと思ってますので、ゴ期待ください!