立科沙紀ー!!
こんにちは卓コロ編集長のガチアキ@Gachiaki0926です、ディープフロントについて紹介しようと思って読み返してみたら、つい感極まってNPCの名前を叫んでしまいました。
そうなるくらいね、このシナリオ集ディープフロントのNPCの立科沙紀(たてしな さき)が僕はめちゃくちゃ好きなんですよね。
キャンペーンシナリオを彩る魅力的なNPC
【アイシクルランス:立科沙紀】
だから今日は、このディープフロントはどんなシナリオなのかを語っていきたいと思います。
あと、極力避けてはいきますがネタバレが含まれますので、ネタバレがダメな方はどうかロールバックして戻っていくか
僕の書き上げたダブルクロスのオリジナルシナリオのリプレイ小説を読んでいってください。
【ネタバレ注意】
ダブルクロス3rdのシナリオ集ディープフロントとは?
ディープフロントは賢者の石を手に入れたPC1を巡ってN市を舞台に繰り広げられる全3話のキャンペーンシナリオです。
DロイスやEロイスが導入されている為、ルールブック1,2の他に上級ルールブックが必須のシナリオになっております。
※ダブルクロスについての解説、上級ルールブックについてはそれぞれの記事をご確認ください。
このキャンペーンはプレイヤー(PL)3~5人で遊ぶことが想定されており、PC1は上述したように賢者の石を取得するという経緯から
そしてPC2は戦闘用人格”ビサイド”が宿っているUGNチルドレンなど、【キャンペーンハンドアウト】にDロイスや設定が指定されております。
このディープフロントはUGNにイリーガルとして協力するオーヴァード高校生のオーヴァード、PC1がある事件を追っている最中
ジャームとの戦闘で賢者の石を発現させたことで、それを狙うハッチェリーセルとが引き起こす事件に巻き込まれいく――という内容になっております。
だが、実はPC2に宿るビサイドの過去が事件に深く関わっており――
DX3rdシナリオ集【ディープフロント】の各話ごとの紹介
さて、ディープフロントの概要をお話しさせていただいたところで、各話ごとにどんなストーリーになっているのか簡潔にご紹介させていただきたいと思います。
もし話しに聞いたことはあって、面白そうだとは思っていたけど購入をためらっている方は参考にしてみてください。
ダブルクロスの楽しさはそのシチュエーションに放り込まれた時、どう立ち回る、他者にどう接していくという
人間ドラマを体感できるというところにあると、僕は個人的に考えているのですが先の結末を知りたくないという方はブラウザを閉じてください。
シナリオ1「Life on Edge」紹介
ホワイトエッジと呼ばれる使い手を支配する能力を持つ剣を巡ってハッチェリーセルのエージェント
“リッパー”が引き起こす事件に巻き込まれていくというシナリオです。
リッパーを止めるため、UGNは動いていくことになるのですが……UGNチルドレンの立科沙紀が独断専行してしまいます。
彼女はアイシクルランスと呼ばれる優秀なチルドレンだったのですが、どんどん成長していき賢者の石まで手に入れた
PC1に「このままではPC1の足を引っ張ってしまう」と劣等感を抱くようになってしまい、普段は冷静であるのにこのような行動を取ってしまうわけです。
PC達よりも早く、リッパーに立ちはだかるのですがホワイトエッジに飲まれてしまい……。
このリッパーが「ヒャッハー」と笑うのが似合う敵キャラでして、意志を乗っ取った立科沙紀の声と身体を使い
「PC1、私はお前に認めてほしいんだ……」「ってかぁ!? ひゃはは!!」と散々にPC1を煽り倒してきます。
立科沙紀もろともリッパーを討つか、それとも新たな可能性を模索するか……GMとしては「私もろともコイツを倒せ!」というのが楽しめるいいシナリオですよ。
シナリオ2「Last Day Rhapsody」紹介
PC1に惚れ込んでいる後輩“兵藤なるみ”というヒロインが登場し、N市公立高校に伝わる怪談【行き止まりの鏡】にある願い事をする。
文化祭の準備で忙しい中、彼女はPC1に告白しようとしているのですが引っ込み思案でなかなかうまくいきません。
そのまま文化祭当日を迎えてしまい……と思われたのですが、PC達は気づくとまた文化祭の準備をしている前の日に戻ってしまいます。
彼女の願い事とはPC1へ告白することです。
実は、彼女は転校が決まっていて文化祭当日に引っ越すことになっているんですよ。
そんななるみちゃんに告白させて願いを叶えさせることで、ループする日々から抜け出すというのが目的になります。
この【行き止まりの鏡】がレネゲイドビーイング、ウィッシュミラーでこいつが持つEロイスのせいでこんなことになっているのですが……。
文化祭の前日になるみちゃんに告白させる必要があるのですが、ちょっと今回のシナリオはコメディ寄りで様々なトラブルが発生してしまいます。
ある噂を聞いてなるみちゃんが意気消沈したり、落とし物をしたりとハプニングだらけです。
そんな彼女をサポートするのがPC達の今回のお仕事です。
さて、あなたが参加する卓のPC1は兵藤なるみの告白にいったいどんな答えを返すんでしょうね!?
シナリオ3「Deep Front」紹介
ついにハッチェリーセルのセルリーダー【マスターハーミット】が登場し、PC1の前に立ちはだかり選択を迫ります。
賢者の石を渡すか、それともこの街もろとも滅びるか……。
賢者の石さえ渡してしまえばN市の人々や仲間たちは助けてもらえて、渡さなければ皆殺し。
※融合しているので無理に引きはがすと死亡するリスクがある。
しかも相手はマスタークラスのエージェントで絶大な力を持っており、あっという間にN市の通信網を支配してしまった為
日本支部や他のUGN支部へ応援を求めることもできず、倒すこともできない(死なない)というおまけつき。
『揺れる思いの中、最後の選択の時が迫る!』
そんな最中、PC2の戦闘用人格、ビサイドのある秘密は明らかとなっていき……というシナリオになっております。
――混沌とするN市を戦場に、マスターハーミットとの決戦が始まる!
ダブルクロス3rdディープフロントのレビュー
各シナリオ毎に挿絵やそのシナリオでどんな展開が待っているのか示す、1Pマンガが掲載されているのですが――
第一話クライマックスフェイズの挿絵の立科沙希と、第三話冒頭の1Pマンガの立科沙紀の横顔が好きで好きで……。
最高! まぁ、第一話で立科沙紀は死んでしまう可能性もあるのですが、生きていた場合喜びもひとしおです。
PC1とPC2として僕はプレイヤーで遊んだことがあるのですが、正直、立科沙紀が好きすぎてこのシナリオめちゃくちゃ気に入ってます。
ですが、第二話もヒロインの告白を成功させるためにみんなが動く(PC1はどういう立ち位置でいればいいか迷うかも)という
文化祭シーズンというのもあって青春を感じられるストーリーで、各話それぞれ楽しめるかと思われます。
各話の紹介を行う前にちょっとお話しさせていただいた、シチュエーションを楽しむ方はハマること間違いなしですよ。
さて、ここまでディープフロントについて解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?
もし「遊んでみたい!」と思われた方はぜひディープフロントをお手に取って遊んでみてください。
さて、僕は立科沙希がいる日常を妄想してまいりますのでそれではまた次回に!