ダブルクロス3rdサプリメント紹介インフィニティコード編【IC】

ダブルクロスインフィニティコード紹介

ガチアキ

こんにちは卓コロ編集長のガチアキ@Gachiaki0926です、ダブルクロスのサプリメントを購入しようか悩んでいる方たちでも、既にこのインフィニティコードを買ったら13個目のシンドローム『ウロボロス』を使えるようになるとご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ウロボロスというのは影を操り、他者のレネゲイドを喰らいエフェクトをコピーしてしまうという強力なシンドロームです。

自分が”属していないシンドローム”のエフェクトを取得できるんですよ。

しかも通常通りキュマイラ/ウロボロスのクロスブリードやトライブリードにもすることができる……既にダブルクロスを遊んでいる方ならこの強さに共感していただけることでしょう。
エフェクトの最大LVが+2されるピュアブリードとかはウロボロスだと特にヤバいです。

あのシンドロームのエフェクトさえ取得できればもっと攻撃力を高めた上に、この少ない経験点でガードも装甲値も無視できる。
これ一つ持っていれば役立てる、そんな強力なエフェクトをいくつも詰め込んだキメラみたいなキャラを使ってみたい。

みなさんもキャラシを組んでいてこんなことを考えた経験はありませんか?

その欲望、叶いますよ

このインフィニティーコードを買えばね!!

では、そんなウロボロスを使えるようになるインフィニティコードの魅力について解説していきたいと思います。

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インフィニティーコードの魅力

インフィニティコード(通称:IC)を購入すると“ウロボロス”“FS判定”というルールが解禁されるようになります。
これまで12個しか確認されていなかったシンドロームから新たに発見された”ウロボロス”とはどのようなシンドロームなのか?
そしてタイトルにもなっているインフィニティコードとは何なのか?

デザイナーである矢野さんが執筆されたノベライズ小説”ダブルクロス01 ファースト:ペイン”とも関わっており
この作品を読んでからサプリメントを読むとより楽しめることでしょう。

あなたの思い描く”ダブルクロス”の世界がインフィニティコードを手にすることで更なる変貌を遂げることになります!

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目次

13個目のシンドローム”ウロボロス”は他のシンドロームのエフェクトも使える!?

ウロボロスとは前述のとおり自分が属していないシンドロームのエフェクトを取得することができます。

もちろん制限なしに好き放題とれるというわけではありません。
基本的に原初の〇〇といったエフェクトの効果に沿って取得していくことになっていきます。

ちょっとガッカリした方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも充分に強力なアドバンテージです。

悩み 画像
「このエフェクトとこのエフェクトを組み合わせたら強いけど、このシンドロームの組み合わせじゃ能力値的にちょっと現実的じゃないな」

「出来ることは出来るんだけどトライブリードになるからエフェクトの最大取得LV下がっちゃうから、結局ここまでやる意味ないよな……」

そんなあなたの思い描くコンボができるようになってしまうのです!

コピーエフェクト:原初の〇〇

ウロボロスには原初の〇〇といったエフェクトがあり『原初の赤:スターダストレインLV1』というように取得したいエフェクトの名前を記入することでコピーできます。

〇〇にはといった色が入りそれぞれタイミングが指定されていて条件に合致するものを取得できます。
また、『制限:-』というエフェクトしか取得できず『制限:80% 』『制限:100%』といったエフェクトは原初の白、原初の黒といったエフェクトでなければコピーすることができず、原初の〇〇を二つ取得するといったこともできません。
※ピュアブリード専用のエフェクトに二個目の原初の〇〇を取得できるエフェクトもありますが……。

さらに、コピーすることのデメリットもありコピーエフェクトは元のエフェクトと効果は一緒でも使用することで上昇する侵蝕値が+1されていたり
上記の『スターダストレイン』のようにシナリオ1回など“使用回数に制限”のあるエフェクトをコピーすると、侵蝕率基本値が+3されてしまうなどといったデメリットもあります。

詳しくはインフィニティコードを手に取って確かめてみよう!

色んなエフェクトについてよく知っていないと有効にデータを組むことができず、しかも侵蝕率がかさみ易いためジャーム化の危険性が高い。
ちょっとダブルクロスについて習熟していないと難しいキャラになってしまいますが……でも、楽しそうですよね?

デメリットもあるものの僕は個人的にウロボロスのピュアブリードが好きです。

係数の高い(攻撃力とかダイスを増加してくれる数が多い)エフェクトをピュアの強みを活かして最大LVを超えて取得し、組み合わせてボスへぶちかますのは病みつきになりますよ。
【僕の考えた最強のコンボ】を高LVで行えるというのはやはりウロボロスだからこそできる特権だと思います。

グッド ゴリラ

【同族喰らいの蛇】レネゲイドを取り込み、影使いのキャラを作れるウロボロスの魅力

進化 イメージ

ウロボロスの特性とはエフェクトをコピーするだけではなく、本質は”自己進化”にあります。
他者のレネゲイドを取り込むことで体内のレネゲイドを進化させることができる――それがウロボロスが【同族喰らいの蛇】と呼ばれる所以です。
レネゲイドを喰らって無限に進化を続けていくことこそがウロボロスの真価であります。

コピーするだけでなく、他者のレネゲイドによる攻撃やエフェクトの効果を無効化することができるわけです。
レネゲイドで作られた武具を破壊するというようなエフェクトも存在しており、原初の〇〇で取得したエフェクトをLVを上昇させるエフェクトにもその特徴はあらわれていると言えるでしょう。

つまり……コピーしたエフェクトを相手より強い力で放ったり、能力を無効化してしまうような強キャラ感満載な奴を作れてしまうわけです!
相手を攻撃すればするほど自分を強化するような力に貪欲なキャラもウロボロスのイメージに近いですよね!!

また、ウロボロスは影を実体化させて相手を傷つけたり、知覚能力を持たせて情報を集めるといった能力も持っているんです。

影をまとわせた剣が敵を切り裂くと影が乗り移り、相手のレネゲイドを貪り食っていくことで無力化されていく。
そんな感じの必殺技だって描写できてしまうウロボロスは、ちょっとダークなNARUTOのサスケのようなキャラが出来るというのが魅力と言えるでしょう。

そんなウロボロスのカッコイイ設定が詳しく載っているので、ぜひともインフィニティコードは読んでみていただきたいです。

FS判定の導入でシナリオ制作の幅が広まる

FS(フォーカス)判定とは、例えば重要人物を護送中に追手と高速道路でカーチェイスになる場合や、ある施設に潜入する時に”どうやって潜入していくか”といった
刻々と変化していく状況をドラマチックでスリリングに描くために導入される特殊な判定です。

逃走劇 イメージ

基本的に戦闘と同じくラウンドで進行していき、定められた判定を成功させることで進行値を上げてゴールを目指す……。

といった内容になるのですが、この”状況”というものが曲者でラウンド開始時に【ハプニングチャート】というものを振っていくことになります。
このハプニングチャートには例えば「一歩間違えば致命的な状況、次の進行判定に失敗した場合、今まで獲得した進行値が0になる」や「焦り。そのラウンド中、難易度+1d10」など、どんな状況なのかを表すチャートがダイスの出目ごとに用意されており効果も様々です。

ちょっと極端な例をご紹介させていただきましたが「チャンス到来。このラウンド中に行う進行判定はダイスが+5個される」「膠着した進行。修正は特にない」といったものもあり、悪いことばかりではありません。

そんなFS判定があればこそカーチェイスや潜入、逃走劇といった臨場感のあるシーンの演出をシステマティックに楽しむことができるというわけです。

インフィニティコードのまとめ

ガチアキ

この他にも各シンドローム毎にエフェクトやユニークアイテムが追加されており、ウロボロス以外のシンドロームもインフィニティコードを適用することでアップデートされます。
もちろんウロボロス用のユニークアイテムも用意されているので、キャンペーンで成長させたり経験点多めの卓で遊ぶ時に楽しむ幅が広がりますよ。

ではインフィニティコードについて簡潔におさらいしていきましょう!

【まとめ】
・他者のレネゲイドを喰らって無限に進化を続けていき影を扱う『ウロボロス』が追加される。
・それに伴って『インフィニティコード』などダブルクロスの世界観が更なる変貌を遂げる!
・『FS判定』という新たなルールと各シンドロームへ新規にエフェクトとユニークアイテムが追加!

さて、この記事でウロボロスについて、インフィニティコードについて興味を持っていただけたのなら幸いです。
いずれ各シンドロームにどんな特徴があって白兵型や支援型など何の構成に向いているのかなど、細かく解説していくといったこともやっていきたいと考えています。

いろんなエフェクトを取得できるウロボロスだからこそ、逆に悩んでしまうこともありますしね。

ウロボロスはカッコイイし楽しいですよ、それではまた次回に!

ウロボロス-イメージ GIF

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この記事を書いた人

TRPGオウンドメディア【卓コロ~TRPG普及委員会~】
代表&編集長&WEBクリエイター&ライター&デザイナー&動画エディター
北海道の豊かな大地が生んだインターネット野生児。

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