こんにちは卓コロ編集長のガチアキ@Gachiaki0926です、本日は前回の記事に引き続きダブルクロスのサプリメント【ディスカラードレルム】に収録されているステージの一つ【デモンズシティ】についてご紹介させていただきます。
DX3rdサプリメント:ディスカラードレルム収録ステージ【デモンズシティ】とは?『DR』
デモンズシティ(以下DC)はオーヴァードが大量発生し閉鎖され隔離された都市が舞台となります。
原因不明のバイオハザードを引き起こしUGN、日本政府、米国政府が鎮圧にあたったものの
暴走するオーヴァードとジャームを食い止めることは叶わず、最終的には新型特殊爆弾を投下するにまで至った
後に震夜(しんや)と呼ばれるこの出来事は一夜のうちにこの街の人々の世界は一変することになってしまいました。
原因はいまだ解明できておらず、防衛隊ストレンジャーズが都市を閉鎖し今となっては名前も失われ、存在を知る一部の人々には【魔街”デモンズシティ”】と呼ばれるようになります。
侵入も脱出も許されない悪魔が住む閉鎖都市――日本のどこかにこの街は存在しております。
魔街”デモンズシティ”の魅力【世界観】
さて、ここまで閉鎖都市とご説明させていただきましたが、このステージではDCの一員となって遊ぶことが出来ます。
時代は現代日本で、この魔街の住民たちはレネゲイドの存在について知っております。
危険なウィルスが蔓延している、感染者は死亡するか怪物になってしまうという情報を知っているのに
行政機関によって街から出ることを禁止されているなんてゾンビ映画みたいですよね。
レネゲイドウィルスをパニックホラー的にうまく使ったステージだと個人的に思っています。
ですが、そんなストレス化にあり危険な魔街の治安維持を司っているのがGPO(Gurdians the Public Order)です。
このDCの特殊警察部隊でほぼオーヴァードで構成されていてレネゲイドによる騒乱や事件――“ケースR“の時のみ出動します。
【司政局】という行政組織の警察組織で、魔街のオーヴァードを集めて結成されました。
ウィルス感染事件に立ち向かう警察の特殊部隊ってバイオハザードシリーズのS.T.A.R.Sみたいですね。
都市機能を回復するべく様々な支援が司政局によって行われているのですが、その支援を受けるには市民登録が必要となり
これに【震夜】でオーヴァード化した人々は反発し、大半の者が拒絶。
二つに分かたれた魔街では事件の火種がこのように燻っていて、そのためGPOは高度な訓練を受け強力な装備で武装しており魔街の治安に大きく貢献しているのです。
デモンズシティにPCはどう関わっていくのか?【ステージ専用のワークス】
さて、DCがどのような街なのか解説させていただきましたので、実際にどんなPCとしてこのステージで遊べるかをお話しさせていただきます。
デモンズシティでは基本ステージのワークスも使用できますがDC用ワークスも用意されております。
【DC用ワークス一覧】※能力値ボーナスや技能はDRを買って確認してください。 ・GPO隊員 ・GPO班長 ・天使たちの家 ・ストリートキッズ ・組織のリーダー ・技術者 ・スナイパー |
GPO隊員は解説させていただきましたが、もう一つ特殊なワークスである【天使たちの家】について解説させていただきます。
【天使たちの家】とは魔街で起きた震夜や抗争で行き場所をなくした子供たちを引き取っている孤児院です。
聖基督協会が運営しており、孤児院はスラムにあたる地域にあるためこのワークスのキャラはスラムの住人になります。
他のワークスも治安の悪い街らしいちょっと危険な臭いのするワークスが多いですね。
GPO隊員と班長は通常ステージのUGNエージェントや班長のような役回りになっていきます。
デモンズシティ専用データ『アイテムとDロイス』
他のステージでは使用できない、デモンズシティ用の追加アイテムも簡単にご紹介させていただきたいと思います。
デモンズシティ専用アイテム
GPOジャケットや戦闘服、GPO装甲車をはじめショックバトンやARライフルとARシールドなど物々しいものが多いです。
映画に出てくる暴徒鎮圧のシーンで見かけるやつですね。ARとは”アンチレネゲイド”を意味しており、ライフルはレネゲイドの活動を抑制し
シールドはレネゲイドによる浸食を受けない金属で作られております。
アメリカの警察特殊部隊SWATのようなことがこれらを使ったらできそうですね。
僕はスナイパーキャラで使い捨てアイテムの『対ジャーム麻酔弾』とかを使って「間に合ったか……」とか言って気絶させたいですね。
トループにしか効果ないので使いどころ少なさそうですが……。
こんなアイテムもあれば【コネ:親父さん】というスラムで顔役を務めている人物のコネもあるので、ちょっとほっこりさせられますね。
他にも様々なアイテムが用意されておりますのでディスカラードレルムを手に取ってみましょう!
デモンズシティ専用Dロイス
簡潔に要約してDロイスについてご紹介させていただきたいと思います。
【デモンズシティ:Dロイス一覧】 ・訪問者”フリーパス”……魔街に自由に出入りできるようになり、GMの許可必須ですが他ステージでもそのPCが使えます。 ・後援者”パトロン”……なんらかの組織から援助を受けられます。マイナー使用で自身のシンドロームのユニークアイテムを取得可能。 ・伝説”ヒーロー”……魔街で伝説を打ち立てた人物、社会系の判定ダイスが+3されます。 ・頂点に立つ者”カリスマ”……チームや組織のリーダー、誰かが判定した直後にその達成値を+10します。 ・魔街の王”アークエネミー”……地下の王と呼ばれる魔街に潜む生命体と融合していることを示します。使用するとラウンド間エフェクト一つのLV+3です。 |
魔街の王”アークエネミー”強すぎません?
「力が欲しいか……?」みたいな演出もできるようになり絶大なパワーを瞬間的に発動できるわけです。
この震夜を引き起こした原因とも噂される【地下の王】とはいったい何者なのか……気になった方はぜひディスカラードレルムを読んでみてください!
デモンズシティのまとめ
デモンズシティについてここまでご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
それではまとめに入っていきましょう!
【まとめ】 ・日本のどこかに存在するバイオハザードによって封鎖された街『デモンズシティ』 ・独自の行政組織『司政局』によって管理されその警察組織『GPO』の隊員になれる。 ・『天使たちの家』に引き取られた孤児やストリートキッズなど『魔街』ならではのガラの悪いPCも楽しめる。 ・地下の王と呼ばれる存在と融合したオーヴァードになれるなど魅力的な専用Dロイス |
原因不明のウィルスに感染した市民が正気を失って暴れ、一夜にして爆発的に広まっていき対応が間に合わず
拡大を防ぐために爆弾を投下して解決した、とだけ聞くと完全にゾンビモノの世界観にありそうですよね。
このデモンズシティを遊ぶことでレネゲイドウィルスの脅威というものを改めて実感することができるのではないでしょうか。そんな”ウィルス”としての恐ろしさを市民の目線から感じることが、このディスカラードレルムを読むとできるかもしれません。