こんにちは卓コロ編集長のガチアキ@Gachiaki0926です、今回の記事ではダブルクロスを始めたての方へ向けて基本ルルブ1,2の全シンドロームについて、どんな特徴があるのかを解説していきます。
また、この記事は基本ルルブのみでの環境を前提にお話ししているので、エフェクトアーカイブを所持している方はエラッタで効果が大きく変わったエフェクトもあるのでご注意ください。
※ダブルクロス3rdについて初めて知った方はこちらの記事をご覧ください。
相性のいいシンドロームの組み合わせについて触れておりますが、トライブリードはエフェクトについて熟知した玄人向けの組み方になりますので
ダブルクロスを始めたばかりの初心者の方に各シンドロームについて理解していただく、ということを趣旨として解説していくため考察しておりません。
ですが、有用なエフェクトをそれぞれ【おすすめエフェクト10選】としてご紹介しておりますので、トライブリードを組む時にもちょっとは役立つことでしょう。
PCを組むときに悩めるみなさんの参考になれたら幸いです、それではまず概要から入っていきましょう。
※概要がいらない場合、目次から各シンドロームごとの考察へ飛べますのでそちらからお願いします。
【概要】ダブルクロス3rdのシンドローム解説【基本ルルブ1,2環境】
ダブルクロスには全てで12種のシンドロームが存在しており、それぞれ能力も変わってきてトライブリードにも一点特化のピュアブリードにも
バランスのとれたクロスブリードにも出来て、やれることは多いけどどうすれば思い通りのキャラを作れるか悩ましい限りですよね。
だから今回、各シンドロームを使用する上でオススメなエフェクトを10個まとめてそれぞれ何が得意でどんな構成に適しているのか。
そしてクロスブリードを組む際に相性のいいシンドロームについて簡潔に考察しました。
白兵、射撃、RC、交渉はそれぞれの技能を用いて攻撃を行うアタッカー、支援は味方をサポートするタイプ、ガードは盾となって他のキャラを守る型
妨害は敵の行動をバッドステータス(以下、BS)を付与したりダイスを減少したり、相手の行動を阻害する構成のことを指しております。
初心者の方へ向けてプリプレイ(キャラシ作成)からセッションを始めていく、”初心者卓”を野良で回していた時期が僕にはあったのですが……。
みなさんどんなキャラを組むべきか悩まれていたことが強く記憶に残っております。
なので「このシンドロームは白兵型にオススメ、火力も高く範囲攻撃が可能なこのシンドロームはRCアタッカーに優れている」など
筆者の経験と独自の観点からではありますが、基本ルルブ1,2における全12種のシンドロームの特徴を記事に残すことで、みなさんのお役に立ててれば幸いです。
エンジェルハイロウ
【エンジェルハイロウの各ビルドへの適正】
白兵:△ 射撃:〇 RC:◎ 交渉:× ガード:× 支援:× 妨害:〇
【エンジェルハイロウの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
エンジェルハイロウには白兵や射撃に対応した優秀なエフェクトが揃っているので、一見白兵にも適性があるように思えますが肉体の能力値が0なのでかなり茨の道となります。
トライでオプショナル(三つ目)に指定し、肉体の能力値が高いシンドロームを選んだ場合、それらにもっと優秀なエフェクトは揃っているので旨味は薄いです。
エンジェルハイロウはこの高い感覚を活かして、射撃型や≪光の手≫を使用したRC型にすると安定した強さになるでしょう。
特に感覚が高まる【バロール】【モルフェウス】【ハヌマーン】【エグザイル】【ブラックドッグ】【サラマンダー】とはクロスブリードで相性がいいかと思われます(優秀な射撃やRCのエフェクトが多い)
オススメエフェクトにもある通り、範囲攻撃にも優れガードも抜ける上に≪マスヴィジョン≫か≪鏡の盾≫を積んでおけば一定の活躍が見込めます。
【エンジェルハイロウのオススメエフェクト10選】・光の手……感覚でRC判定が可能になる。 |
バロール
【バロールの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:〇 交渉:× ガード:〇 支援:× 妨害:◎
【バロールの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
バロールには白兵や射撃を使用するアタッカーにとって優秀なダイス増加や火力上昇エフェクトが揃っていて、中でも群を抜いて妨害系が優れています。
特に≪時間凍結≫や≪時の棺≫を積んでおくだけで前者は手数が増えて、後者は問答無用でボスの攻撃を一回潰せるので文句なしに強い。
アタッカーを組むなら高火力なエフェクトを持っていたり、武器に関して何かサポートを受けられるシンドローム
【エンジェルハイロウ】【ブラックドッグ】【キュマイラ】【モルフェウス】【サラマンダー】あたりとクロスで組ませるのがオススメです。
妨害系なら思い切ってピュアブリード、クロスなら【エグザイル】が特にオススメです。≪時間凍結≫からの≪ブレインハック≫は特に楽しいですよ。
【バロールのオススメエフェクト10選】・魔弾の射手……白兵武器二つを破壊し、二つの武器の攻撃力を足して射撃攻撃を行う高火力エフェクト。 |
ブラックドッグ
【ブラックドッグの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:〇 交渉:× ガード:〇 支援:〇 妨害:×
【ブラックドッグの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
ブラックドッグは良くも悪くもどんな組み合わせでも優等生にしてくれるシンドロームです。
目を見張るようなものは他のシンドロームに比べると少ないが、上記のようにちょっと不安なところをカバーしてくれるものが多いです。
特に【ノイマン】と相性が良く≪ハードワイヤード≫によってたくさん武器を用意できるので、≪マルチウェポン≫と≪ヴァリアブルウェポン≫が活きてきます。
他にも【エンジェルハイロウ】【バロール】【キュマイラ】【エグザイル】【サラマンダー】とは相性がいいでしょう。
ガード型を組む場合、武器(盾)に悩むことがあるのですが、ブラックドッグなら≪ウェポンマウントLV3≫でルルブ2掲載の武器≪クリスタルシールド≫を持ってくることで解決します。
※盾を作るエフェクトなどもありますがマイナーアクションで作ってたら、行動値高い敵に対して無防備になる恐れがあるのでオートやイニシアチブで装備できると嬉しい。
【ブラックドッグのオススメエフェクト10選】・ハードワイヤード……優秀な武器が揃っているブラックドッグ専用アイテムをキャラクター作成時にLV個取得できます。 |
ブラム=ストーカー
【ブラム=ストーカーの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:△ 交渉:× ガード:〇 支援:× 妨害:△
【ブラム=ストーカー考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
ブラム=ストーカーはHPを失うことで使用できるエフェクトが多く、とっつきにくいように思えますが……。
ダブルクロス3rdにおいてHPを”失う”エフェクトはそこまでデメリットになりません、タイタス昇華することでHPが10+【肉体】回復するので
2点や5点失うことはそんなに痛くないですし、失っても戦闘不能になるだけです。100%未満ならリザレクトできます。
ただし”消費”の場合はHPを指定されたぶん支払えないと使用できないので注意してください。
また、基本ルールブックのみという環境において侵蝕率と経験点がかさむ従者型はあまりオススメできないので、今回省かせていただきました。
ブラムストーカーはHPをリソースとしながらも回復手段も用意されているので、同じくHPをリソースとするエフェクトのある
【サラマンダー】【ハヌマーン】【バロール】と組み合わせるといいでしょう、感覚を生かしてRCができる【エンジェルハイロウ】もオススメです。
また、高い肉体の能力値を付与してくれる【キュマイラ】や【エグザイル】なら白兵型もいけるでしょう。赤き剣で殴ろう。
余談ですが、従者はカバーリング系のエフェクトを取得してガードに専念した組み方をして、盾として運用するのが一番効率がよいかと個人的には思います。
浮いた経験点でメジャーアクションを使用する支援系エフェクトを組んでおけば手番も余らず、従者を作って生じるダイス数が減るデメリットもそこまで痛手になりません。
【ブラム=ストーカーのオススメエフェクト10選】・赤き剣……LV×2点以下のHPを消費してシーン間、白兵武器を作成する。攻撃力は消費したHP+2、正直これ単体にはそこまで旨味はない。 |
キュマイラ
【キュマイラの各ビルドへの適正】
白兵:◎ 射撃:× RC:× 交渉:× ガード:〇 支援:× 妨害:×
【キュマイラの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
キュマイラは白兵のプロフェッショナルです。とりあえず≪完全獣化Lv2≫≪ハンティングスタイルLv1≫≪破壊の爪Lv1≫の三点セットがあれば安心。
≪竜鱗≫は係数がめちゃくちゃ高いですが、ボスにはだいたい装甲無視されるので注意。リアクション放棄して白兵攻撃を行える、≪復讐の刃≫もエンゲージや対象などハマれば強いですが不確定要素も多いのでお気をつけください。
とりあえず白兵型を作る時はキュマイラを組み合わせて上記の三点セットをとれば安定しますので、白兵を想定するならどのシンドロームでもある程度いけますが……。
特にオススメなのは【ハヌマーン】で、メジャーアクションを二回行える≪ライトスピード≫と≪フルパワーアタック≫の相性がよく
メインプロセス終了時に≪完全獣化≫が解除されてしまうものの高火力な≪神獣撃≫とも噛み合います。
次点で【バロール】の≪時間凍結≫も≪フルパワーアタック≫と噛み合うので相性がいいといえるでしょう。
【ブラックドッグ】【エグザイル】【サラマンダー】も肉体が高いため、キュマイラと組み合わせるのはオススメです。
【キュマイラのオススメエフェクト10選】・完全獣化……肉体判定のダイスをシーン間+LV+2してくれる以上に強いエフェクトです、武器等のアイテムは使えなくなりますが。 |
エグザイル
【エグザイルの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:△ RC:× 交渉:× ガード:〇 支援:× 妨害:◎
【エグザイルの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
エグザイルは肉体派に見えてとてもトリッキーなエフェクトが多く、その一つ一つが強力なのですが攻撃力上昇にはちょっと不向きです。
ただ≪貫きの腕≫などのように白兵型には嬉しいエフェクトも多いので、火力の高いシンドロームと組み合わせて使用するといいでしょう。
BS付与(バッドステータス)が得意なので、もし妨害型として上手くかみ合った場合、戦場を完全に制圧することが可能になるポテンシャルは秘めています。
【エンジェルハイロウ】【バロール】【ブラックドッグ】あたりが先制攻撃を取りやすいので妨害するのにオススメで
高い攻撃力を求めるのなら【キュマイラ】【サラマンダー】あたりもオススメですよ。
【エグザイルのオススメエフェクト10選】・壁に耳あり……全ての情報に組み合わせて判定D+LV+1個してくれる情報収集エフェクトです。 |
ハヌマーン
【ハヌマーンの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:〇 交渉:〇 ガード:× 支援:〇 妨害:×
【ハヌマーンの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
正直、一番使用頻度が高いのでひいきしてしまうのですがアタッカーを組むならハヌマーンを噛ませておけば雑に強くなれます。
ガード不可、装甲無視などの手段が豊富で火力も上がりやすくアタッカーが欲しがるものをほぼ全て揃えているからです。
能力値もオール1上昇という、どのシンドロームでも能力値に0を出さないという優秀さ。
ただし、全てのシンドロームに噛み合う反面“いろんなことができる”シンドロームとは個性を活かしあうことが苦手で
「結局片方のエフェクトしか使わない構成になっちゃった」ということになりがちです、それでもいいのですが。
だからこそ能力値に3の数値を持っている【エンジェルハイロウ】【キュマイラ】【ノイマン】【ソラリス】とは特に相性がよくオススメです。
また、ハヌマーンの強さの真価は僕はピュアブリードにこそあると思います。
RC型なら≪サイレンの魔女≫を最大LVで取得しドッジ不可にさせる≪疾風迅雷≫を組み合わせて、≪スピードフォース≫でイニシアチブに割り込んでそれを打ち込めば
先手をとり範囲殲滅という範囲攻撃アタッカーとしての役割を果たすことが出来ます、攻撃力が不安な場合は≪さらなる波≫を経験点が許す限り高いLVで取得すれば解決です。
【ハヌマーンのオススメエフェクト11選】※すいません好きすぎて11選になっちゃいました。 |
モルフェウス
【モルフェウスの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:△ 交渉:× ガード:〇 支援:〇 妨害:×
【モルフェウスの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
モルフェウスは武器やアイテムをエフェクトによって作り出すことに特化したシンドロームです。
エフェクトの幅が広く組み合わせることで目的に沿ったPCを作ることができますが、“スペシャリスト”になるのは不向きな印象。
痒い所に手が届くようなエフェクトが多く、装甲無視を付与する手段が豊富なのがアタッカーには嬉しいところ。
ただ、よくも悪くも武器がネックとなり火力には乏しいのでこれを活かした構成を目指すことになります。
≪ダブルクリエイト≫で武器を二つ作れるようになりますので≪マルチウェポン≫を持つ【ノイマン】や、≪魔弾の射手≫を持つ【バロール】と特に相性がいいでしょう。
この二つのシンドロームはメインプロセス以外のタイミングでメインプロセスを行える、いわゆる複数回行動が可能なエフェクト(ラストアクション、時間凍結)があり
持ち味である武器を存分に活かして攻めていくこと可能でしょう。
また、高い感覚の能力値を持った【エンジェルハイロウ】と組み合わせることで射撃はもちろん、RC型を目指すこともできます(光の手)
火力を上げやすい【サラマンダー】もいいですね、武器を破壊して攻撃力上昇させるエフェクトを持つ【ブラックドッグ】や【オルクス】も面白いでしょう。
【モルフェウスのオススメエフェクト10選】・ダブルクリエイト……インフィニティウェポンやハンドレッドガンズやシールドクリエイトで二つ武器を作れます、攻撃力かガード値も+LVされる |
ノイマン
【ノイマンの各ビルドへの適正】
白兵:〇 射撃:〇 RC:× 交渉:× ガード:× 支援:◎ 妨害:×
【ノイマンの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
ノイマンは精神で白兵か射撃の判定を行えるようになるののが最大の魅力です。一見、白兵型や射撃型を組むのに向かないシンドロームでもできるようにしてくれる
しかも≪マルチウェポン≫と≪ヴァリアブルウェポン≫があるので武器さえ用意できればミドルフェイズから高火力を狙える、武器を扱いこなすのが得意なシンドロームです。
特に≪ハードワイヤード≫で武器を大量に用意することが容易な【ブラックドッグ】と相性は抜群で、≪コントロールソート≫で白兵型にも射撃型にも組むことが出来ます。
≪コンバットシステム≫で判定Dも確保できるので[コントロールソート+コンバットシステム]はセットで取得することになるでしょう。
武器に不安が残りますがガード不可や≪ライトスピード≫を持ち、火力増加に強い【ハヌマーン】もオススメで、≪アドヴァイス≫と≪弱点看破≫が≪風の渡し手≫と噛み合うので支援型にも便利。
そして武器をたくさん用意できる【モルフェウス】はもちろん、ダメージを伸ばしやすい【サラマンダー】もノイマンの強さをさらに輝かせてくれることでしょう。
しかし、ノイマンの支援型としての真価はピュアブリードで発揮されます。ピュアの旨味を活かして最大LVまで≪戦術≫と≪常勝の天才≫を伸ばし、セットアップで放つだけでもう役割は果たしたも同然。
ラウンド間、判定D+7と攻撃力+28、100%を超えていたら判定D+8と攻撃力+32ですからね。
ここまで突き詰めたノイマンピュアのPCならば戦場を支配する軍師のように活躍してくれることでしょう。
【ノイマンのオススメエフェクト10選】・戦術……シーン(選択)でラウンド間、判定D+LV増加させるタイミング:セットアッププロセスのエフェクト。 |
オルクス
【オルクスの各ビルドへの適正】
白兵:× 射撃:× RC:△ 交渉:× ガード:△ 支援:〇 妨害:〇
【オルクスの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
オルクスはオートアクションに魅力的なエフェクトが多いです、積んでおくだけで貢献できるようなエフェクトが揃っています。
一見、≪オーバーロード≫などがあるので白兵や射撃へ適性が高いように思えますが幅はかなり限られてきます。※トライなら無理やりできるのですが。
もしアタッカーをやりたいなら【エンジェルハイロウ】【モルフェウス】【ノイマン】と相性がいいでしょう。
しかし、気を付けていただきたいのですが≪要の陣形≫や≪アニマルテイマー≫など魅力的なエフェクトはあるものの、それらは技能:シンドロームなのでオルクスのエフェクトを組み合わせないといけないことが最大のネックとなります。
オルクスの真価は支援と妨害で発揮されます、[要の陣形+導きの華+妖精の手]を取っておけばだいたい役に立てます。余裕があれば≪力の法則≫も高LVで取得していると嬉しいかぎり。
【ソラリス】【ハヌマーン】あたりと組み合わせておけば間違いないでしょう。≪隆起する大地≫を活かし、単体でガード能力の高い【バロール】【サラマンダー】【ブラックドッグ】あたりと組めばガード型も可能です。
【オルクスのオススメエフェクト10選】・アニマルテイマー……メジャー/リアクションで判定D+LV+1個増加、技能:シンドロームなのが厳しいけど増えるダイスは多い。 |
サラマンダー
【サラマンダーの各ビルドへの適正】
白兵:△ 射撃:△ RC:◎ 交渉:× ガード:◎ 支援:× 妨害:×
【サラマンダーの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
サラマンダーは高火力、高いガード値を誇りアタッカーか盾役を作るのでしたらとりあえず組み合わせておけば間違いないです。
一見、白兵などが強いように思えますがその分野では他にも優秀なシンドロームが多く、ガードや装甲を抜く手段に乏しいのでそこを補えるようなシンドロームと合わせるといいでしょう。
サラマンダーがその高火力ぶりを発揮するのはRCアタッカーです。先手を打ちやすく対象を範囲(選択)に変更できる【バロール】とは特に相性がいいです。
≪時間凍結≫でイニシアチブで範囲殲滅するもよし、ボスへ≪インフェルノ≫を叩きこんで行動済みにするもよしです。
他にも【エンジェルハイロウ】【ブラックドッグ】【キュマイラ】【エグザイル】【ハヌマーン】あたりと組んでおけば間違いありません。
そしてぜひとも一度、ピュアブリードのサラマンダーで遊んでみてください。
感覚に能力値のボーナスが入るワークスを選択できれば、欠けた能力値を補うために経験点を割く必要がないので組みやすいですし、アタッカーとしても盾としてもサラマンダーの強みを体感できるはずです。
【サラマンダーのオススメエフェクト10選】・蒼き悪魔……ガードを行う時に宣言して攻撃してきたキャラクターにLV×3点のHPダメージをラウンド1回与えます、ガードしながらダメージにも貢献できます。 |
ソラリス
【ソラリスの各ビルドへの適正】
白兵:△ 射撃:× RC:〇 交渉:〇 ガード:× 支援:◎ 妨害:×
【ソラリスの考察とクロスブリードで相性のいいシンドローム】
ソラリスはわかりやすいくらい支援能力に長けたシンドロームで、とりあえず≪戦乙女の導き≫と≪狂戦士≫を高LVで取得して、あとは範囲化や行動値の問題をクリアしていけば支援型としてパーティーに大きく貢献できます。
技能:交渉を使用したアタッカーとしてもソラリスをかませていれば安定した強さを発揮することができるようになり、特に【ハヌマーン】との親和性が高いです。
起点となる技能:交渉のエフェクトを【ハヌマーン】から取得し、≪マシラのごとく≫と≪オーバードーズ≫を組み合わせれば高火力を目指すことも可能です。
※オーバードーズは技能:シンドロームなので絶対の恐怖のようなソラリスの技能:交渉のエフェクトも取得しておく必要があります。
また、≪トランキリティ≫を使用することでRCアタッカーとしても活躍可能で、ダイス数が高いのでこれを高LV(最大LV5)で取得するだけで低い精神の能力値を補うことができます。
肉体と感覚に能力値が入りつつ、精神も高まるようなシンドロームと相性がいいでしょう。行動値を高めてくれる加速装置などがあるので【ブラックドッグ】がオススメかと。
そして、ソラリス自身には攻撃力が設定されたRC攻撃エフェクトが存在しないので、それを補ってくれるようなシンドロームならなんでもいいです。
他には【オルクス】と組み合わせた支援型は鉄板で、【ブラムストーカー】と【エグザイル】【モルフェウス】なども相性がいいかと思われます。
【ソラリスのオススメエフェクト10選】・戦乙女の導き……次に行うメジャーアクションの判定D+LV個と攻撃力+5の支援エフェクト。 |
基本ルルブ環境のシンドローム解説まとめ
以上で基本ルルブ1,2における全12種のシンドローム解説を終えたいと思います。
改めてルールブック1と2を読んでいると「このエフェクト、エフェクトアーカイブ(EA)前ではこんな効果だったんだ!」と新たな発見もあり個人的に楽しかったです。
特に≪トランキリティ≫にはビックリしました(EAでは戦闘中に使用できない)、なので基本ルルブの環境とEA環境では大きく変わってくるので、サプリを使用する時は全員できちんと環境を統制することをオススメします。
僕もこういう新たな気づきを得て、改めて基本ルルブのみの環境で遊んでみたくなったので良い機会になりました。
今回は全シンドロームの簡単な解説をさせていただきましたが、ここから派生してシンドロームごとに個別に考察する記事や
サプリメントを適用した環境下での全シンドロームの考察などを書いていく予定なので、お楽しみに! それではまた次回!!