【TRPG】ダブルクロス3rdとは? 10年ハマれる魅力を紹介
※ダブルクロス3rdについて初めて知った方はこちらの記事を参照してください。
【シナリオ概要】
※ここではどんなシナリオなのかあらすじや流れを説明しています。
PC1(高校生の非オーヴァード)とPC2(UGNチルドレン)はクラスメイトの宝羽理沙に誕生日パーティーに招待される。
放課後、真っすぐに彼女の家(洋館)へ向かうとEロイスによってアチャ(ボス)に閉じ込められてしまう。
ワーディングが展開され、非オーヴァードであるPC1は意識を失い、アチャに襲われる。
負傷したPC1は衝動を掻き立てられて覚醒(衝動判定を行う)
PC2と共にアチャと戦闘を行うも、攻撃を加えるとダメージを負わないことが判明(究極存在)
逃走し、情報収集を行っていき洋館について、アチャについて調べ上げていくと
Eロイス:<究極存在>と<不滅の妄執>を所持しており、傷もつかず死にもしない
他者を殺害して魂を取り込むことで生まれた、残留思念の集合体であることが判明する。
攻略法を探すべく、情報収集(追加情報項目を調査)を再開しようとするも
アチャが隠れていた部屋に乗り込んでいて再び戦闘になり、逃走。
地下室まで逃れ、情報収集を再開していくとアチャのEロイスの解除方法と宝羽理沙について知ることになる。
アチャの家族である彼女を殺害することで”家族を守る父親”であると己を定義することで
究極存在となったアチャは、家族を守れなかった矛盾を抱え究極存在が解除されていく。
そのことをトリガーイベント2で宝羽理沙はPCへ語り、自分を殺害するよう促す。
そこで、これまで集めてきた情報を精査し、別の方法がないものか判定に成功することで知ることが出来る。
宝羽理沙を二人がSロイスに指定することで彼女が自立した個人であることを認めると
家族(アチャ以外の者の命)と己は別の存在であるとアチャは認めざるをえなくなり、彼を構成する残留思念が抜け出ていくことで弱体化(究極存在と不滅の妄執が解除される)
力が弱まっていくことで苦しむアチャがPC達の前へ現れ、クライマックスフェイズへ。
クライマックス戦闘が開始されると、Sロイスに指定されている場合、宝羽理沙が参加し支援を行ってくれる(アチャの攻撃の対象にはされない)
アチャを戦闘不能にすると洋館から脱出することができバックトラックへ移行する。
バックトラック後、エンディング(PC1,2合同)
地下室から抜け出し、エントランスを通って扉を開けると、既にUGN神楽支部の支部長とエージェント達が突入態勢を整えていた。
医療班によってPC達は保護され救急車へ乗り込んでいくその間際、突入した支部長たちからアチャが居なくなっているという驚きの声が聞こえてきて
次の瞬間には洋館が苔むしていき、朽ち果てた廃墟へ変貌していく。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた――というところでシナリオが終了する。
※3パターンあるため、それぞれ参照のこと。
【レギュレーション】
環境:EAのエフェクトに準じてデータを運用していく。
必須サプリメント:上級+EA+LM
経験点:164点
※1 経験点の内訳 130(初期作成)+30(追加経験点)+4(イージーエフェクト取得用) 合計して164点です。
【トレーラー】
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
一人は重き使命を背負い、一人は宿業に囚われ、一人は変わろうとしていた。
彼らはたゆたう世の流れの中で、変わらぬ日常に留まり続けている。
しかし、既知を繰り返す日々の中で初めてのことが起きた。
誕生日パーティーを開くから来てほしいと、初めて彼女の家へ招かれた
二人の学生たちはそれが始まりとなることも知らずに、友の家へと足を踏み入れていく。
世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だがーー人々の知らないところで、世界は既に変貌していた。
ダブルクロスThe 3rd Edition
「Resident Evil」
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
【ハンドアウト】
※注意 合同OPとEDしかないシナリオなのでお気を付けください。
PC1 ※未覚醒 ライフパス指定【覚醒:死】
ワークス/カヴァー 高校生or不良学生/高校生
シナリオロイス:宝羽理紗(たからば りさ) 推奨感情 P:慕情/N:不安
君は北海道の地方都市神楽市に住まう高校生だ。
高校に入ってからできた友人、宝羽理紗と3ヶ月ほど前に転校してきたPC2の3人でいつも一緒に過ごしている。
今日は理紗の誕生日らしく、PC2と共に初めて彼女の家に招かれることになった。
プレゼントを買っておくべきだったと悔やむ君はどう埋め合わせようかと頭が一杯だった。
その家に足を踏み入れることで、世界の真実に触れることになるとも知らずにーー。
PC2
ワークス/カヴァー UGNチルドレン/高校生
シナリオロイス:宝羽理紗 推奨感情 P:友情/N:猜疑心
君は北海道の地方都市神楽市のUGN支部に所属するチルドレンだ。
さほど事件も起きずのんびりとした日々を過ごす神楽支部では
人材育成と銘打ってチルドレンである君を神楽高校に通わせており、転校生としてこの学校にやってきて既に3ヶ月が経つ。
宝羽理紗とPC1という友人も出来、学生生活は順調だ。
そんなある日、君はPC1と共に理紗の家に招かれ、足を踏み入れた途端にレネゲイドの気配を感じることになる。
【設定】NPCや神楽市の設定について
【神楽市】
北海道の道東に位置する地方都市、北区と南区に二分されており南区は石狩から近いため海が見え、北区は千歳近辺であり空港が近い。
ほぼ札幌をイメージしている。
『宝羽理紗』
女子高生だが実はレネゲイドビーイングがヒューマンズネイバーで擬態しているだけ。
面影島で起きた事件でレネゲイドビーイングが確認されるようになった時期に
彼女も洋館に宿る怨霊達の外に「出たい(人間として生きたい)」という思念から過去の犠牲者たちの転生体として誕生した。
神楽高校で記憶と書類を操作することで生徒として溶け込んでおり、PC1という生徒と友達となったが
3ヶ月前にPC2というオーヴァードだと思われる人物と出会うことで、自分は殺されてしまうという恐れを抱くようになる。
(UGNエージェントが洋館にやってきてアチャと戦闘したことがあり、その経験から”UGNは自分たちを害する存在だ”と教えられていた。
このエージェントは12年前に失踪(脱走)していたと思われていたが、実はここを独自に調査して足を踏み入れたのだがアチャに殺害されてしまう)
※宝羽理紗のデータに関してはこちらを参照。
『アチャ』
地縛霊、北海道開拓の時代に流れついたロシア人の男がアイヌたちを騙して財を築き、呪われし地と呼ばれる場所に洋館を立てたものの
その土地はレネゲイドウィルス(古代種)が蔓延していて感染し死亡してしまう。
謎の死を遂げたとしてアイヌ達からは語られるものの、アイヌが減っていくと共に語り継ぐ者もいなくなっていき
その後、事情を知らない者達が住まうようになっていったが次々に死んでしまう。
レネゲイドビーイングになってはいなかったものの、アチャの遺体の残留思念がレネゲイドへ宿り
まるで怨霊のように居住者を殺害していき思念が積み重なっていった結果、レネゲイドビーイングとしてアチャは誕生することになった。
しかし適合者ではなかったので家と家族への執着心にレネゲイドが反応して力を形にしただけなので
生命体としては不完全であり家の外から出られない地縛霊のような存在になってしまう。
怨霊が統合されることで辛うじて生命体として存在を維持できている(オリジン:レジェンド)
複数の人間の遺志から生まれていることから複数の人格が存在しているが、最も古く強い怨念であるアチャ(父)が表に出ていて
他の人格のことを”ファミリー”と呼んでおり、自分の存在を高めるために家族を増やそうとしている。
なお、アチャというのはあだ名であって自分の名前のことは覚えておらず、家族を守り家族を増やす妄執しかもはや心に残されていない。
※戦闘時は複数の人格がいることから明瞭な言葉を発することは難しく、うめきを漏らしたり雄叫びを上げることしか出来ない。
※アチャのデータに関してはこちらを参照。
<究極存在>と<不滅の妄執>を解除する方法は2択
1.宝羽理紗を死亡させる
(家族を守る概念であるアチャが家族を守れなかったことで存在に矛盾が生じて解除される)
2.宝羽理紗をSロイスに指定する。
(家族が他者に思われ自立することで旅立っていく、それを父として認めると他の家族が出ていくことも認めることとなり、アチャは力を失っていく)
理紗が強く想われれば想われるほどアチャは大きく力が削がれる。
※Sロイス1つだと究極存在のみ、2つだと不滅の妄執も解除。
セッションが始まってすぐに固定ロイスをSロイスにするPCも居る場合でもクリア事態は可能。
不滅の妄執が残っている場合、回復力が衰えて戦闘不能にすることで屋敷から逃げることができるようになる。
※トドメを刺された場合<不死生命>を宣言。
洋館はそのまま神楽市に残り続け、再び同じような事件が起きるもしれないことを示唆。
この物語ではそのキャラクター性がそういう結果をもたらしたというだけのことであり、救済処置として理紗を死亡させることで家を脱出できるようにしてある。
ただし理紗の生存で経験点が+5点される。
【シーン解説】
オープニング 「サプライズパーティー」
シーンPL:PC1&PC2 ※PC1は侵蝕チェックなし
解説:学校の昼休みに3人で昼食を取っていると理紗が誕生日を迎えたことを打ち明けてきて、パーティーに誘われ参加することを約束するシーン。
※渋った場合、父の提案であり有給までとって準備していると補足。
描写:いつもの通り何の変哲もない、神楽高校の教室でPC1と2、そして宝羽理沙の三人は机をくっつけて昼食をとっていた。
食事の途中、理沙は急にこう切り出してくる。
宝羽理紗「実は今日、私の誕生日なんだ」
「お父さんがお祝いのパーティーを開くってはりきって準備してて
「今年は友達も呼んできなさいって言われてるんだけど……二人は来てくれるかな?」
「じゃあ、放課後まっすぐ家に行こう」
弾むような笑顔を見せて喜ぶ彼女と約束をしたところでシーンエンド。
ミドルフェイズ「Welcome to The Family」
シーンPL:PC1&PC2 ※PC1は侵蝕チェックなし
解説:放課後、理紗の家(洋館)に訪れるシーン。
ドアの前でシーンは開始され、PC側の要望で諸々の用事などがあれば既に済ませたことにする。
必ず洋館に入ること、必要であれば購入判定などは洋館の中でも適宜行えることを解説する。
描写:理沙に連れられてやってきた家は、この地域ではちょっと有名な洋館だった。
レンガで作られており、年季を感じさせるたたずまいでモダンな雰囲気が漂っている。
宝羽理紗「家、ちょっと古臭いけど掃除はキチンとしてあるから……なんか恥ずかしいな」
ドアが開けられてPC二人が足を踏み入れていくと、理沙は自分も中へ入っていく。
広大な赤いカーペットの敷かれたエントランスには大きな階段があり、鹿の剥製などが飾られシャンデリアがそれらを少し不気味に照らしている。
PC2はレネゲイドを感じ取ることが出来るが、その途端にワーディングが発生。
同時にEロイス<囚人の鳥かご>と<傲慢な理想>を使用し、PC1と2をこの”洋館”に閉じ込める。
ドアが急に一人でに閉まっていき、ノブに手をかけていた理沙が驚いて開こうとするもビクともしない。
非オーヴァードであるPC1はここで意識が薄れていく。
すると、コツ、コツと階段から筋骨隆々な、白髪頭のロシア人が足音を響かせて降りてくる。
アチャ「おかえり、理沙」
「そして祝おう、新たなファミリーたちを」
宝羽理紗「やめて、アチャ!」
獰猛な目に鋭い光を宿したアチャと呼ばれた男性が、PC1を睨むと駆け寄っていき
徐々に鋭い爪と複数の目を肉体に宿した、赤黒い怪物へと変貌していき、PC1の腹に爪を突きたてて殺害する。
※PC2はドアに気を取られて反応が遅れる、もしくは妨害してきてもアチャが蹴散らしてPC1をどうあっても殺害する(負けRPのチャンスでもある)
アチャ「お前もファミリーだ!!」
※ここでPC1は【衝動判定】難易度:9を行い、身体の奥底から力が、心に衝動がこみあげてきて覚醒する。
覚醒したPC1を見たアチャは「誤算だ、失敗した、失敗した!」と半狂乱に陥っていき
うめき声を上げながらPC1と2へ襲い掛かっていく。
【ミドル戦闘1】
【エネミー】
アチャ(父親)
エンゲージ:5m先
【勝利条件】
アチャの戦闘不能
アチャに攻撃が命中した場合、勝利条件が変更される
変更後:戦闘からの逃走(逃走は敵にエンゲージされてない状態で全力移動を行うことで可能)
※逃走に成功してもドアが閉まっており外には出られないので、理沙の案内で二階へ。
全員が逃走に成功するとシーンが切り替わり情報収集フェイズへ。
理紗の案内で洋館の二階にある一室へ逃げのびることができる。
アチャの戦闘プランやデータはこちらを参照
情報収集フェイズ【小休止】
※状況説明も含めるため、全員登場推奨
また舞台となる古い部屋は倉庫になっているため購入判定がここでだけ試みることができる。
(情報判定後にこのシーンに参加したPCは全員購入判定可能)
シーンPL:PC1
解説:使われていない二階にある古い部屋へ逃げのびることができたPC達が理沙から自分も父もオーヴァードであることを明かされ
どうすればアチャに対抗できるか、この洋館から脱出できるかを探るシーン。
描写:逃げのびた理沙を含む三名は今は使われていないであろう、埃の被った個室へやってきた。
部屋には机やランタンに、本棚などが置かれている。
息を整えて、理沙は二人へ謝る。
宝羽理沙「ごめんなさい、まさかこんなことになるなんて……」
「実は私もお父さんもオーヴァードなの」
「この力のことをみんなに黙っていることが辛くて、それでどうしたらいいかアチャ……。
お父さんに相談したら、二人を家に呼んで話し合おうって言ってくれて、そしたら……こんなことに」
「家から出られなくなったのはたぶん、アチャの力のせいだと思う。どうやったのかとか、詳しくはわからないけど……」
「アチャはなんでこんなことをするんだろう……」
※オーヴァードについての知識はあるものの、UGNやFHといった世界の事情について理紗はあまり詳しく知らない。
だからジャームの存在も理解できておらず、たまにおかしくなるオーヴァードがいるという認識。
ここから出るにはどうするべきか情報収集を行っていくことになる、通信機器は生きていてコネが使用可能。
※脱出する系のイージーエフェクトは使えないことを示唆。
縮地なども洋館の外はシーン外となる為、効果を発揮せず、あらゆる方法を用いてもEロイスの効力が優先されてこの洋館からは脱出不可能。
【情報収集項目】
※共有メモやチャットに張り付けることを想定して、情報項目開示前と開示後に分けてあります。
財産点を使っても判定が失敗する場合、理紗が妖精の手を使用してくれる。
※シナリオ3回まで、Sロイスに指定するとクライマックス戦闘に参加してくれるという展開があるので、PLと要相談。
宝羽理紗のデータについてはこちらを参照
***情報項目***
【アチャについて】
情報:UGN 知識:レネゲイド 難易度8
古い日記があり調べることができる。
アチャはどのようなオーヴァードなのか探ることができるかもしれない。
知識や情報とすり合わせて推測する形になる。
【洋館について】
情報:噂話 裏社会 難易度6
この洋館について古い都市伝説を知ることが出来る、脱出の糸口が見つかるかも
情報収集の判定が終了するとトリガーイベント1【急襲】が発生。
***情報項目開示後***
【アチャについて】
情報:UGN 知識:レネゲイド 難易度:8
アチャは洋館の地縛霊だ。
北海道開拓より遥か昔にこの洋館は建てられたのだが、土地に感染していたレネゲイドウィルス(古代種)に感染してしまい死亡した。
だが、覚醒には至らなかったもののアチャの意志は強く、遺体の残留思念がレネゲイドに溶け込んでおり
この館に入った者を次々に殺害していき、無数の魂(思念)を取り込むことで
限定的に存在できるレネゲイドビーイングとしてこの世に現れた。
外に出ると存在を維持できなくなり死亡するが、自分と”共に生きる”家族を守る父という概念として存在を確立している為、倒すことは不可能であり
最も強いアチャの人格が表に出ているものの、無数の命と遺志を宿すため興奮状態となるとそれらが表に出ようとして言語を喋られなくなり、うめき声や雄叫びとなって発声される。
※Eロイス:究極存在と不滅の妄執を所持
そして、彼は他者の魂を取り込み家族を増やすことで己の存在を高め、外へ出ようとしている。
また、UGNの情報によれば12年前に神楽市では脱走したUGNエージェントがおり
この部屋にある日記には「オーヴァードと戦った」という記述がなされていることから
おそらく彼はこの館を独自に調査した結果、脱出できず死亡したとものと思われる。
→ 追加情報項目【アチャを倒す方法】
情報:UGN 知識:レネゲイド 難易度9
【洋館について】
情報:噂話 裏社会 難易度6
北海道開拓より以前にアイヌに流れついたロシア人が、アイヌ達を騙して財を築き当時はウェンカムイ(悪神)が住まう土地だと恐れられていたのだが
狩猟などの事業に最適であるとして工事を強行して建てられたのがこの洋館だ。
ロシア人は完成した館に住まうようになったが次々と使用人たちが謎の歯を遂げていき、主である彼もまた倒れてしまう。
アイヌ達は祟り殺されたのだと恐れたが、開拓と共に語り継ぐアイヌが減ってしまったことで何も知らぬ開拓者や移住者達がこの館に住まい、一人残らず命を落としてきた。
また、噂では足を踏み入れた者は二度と外に出ることができないと言われており
Eロイス:囚人の鳥籠の力でPC達はこの館に囚われているものと予測される。
※連れ去るという効果だが、連れ去った先がこの洋館という解釈をしている為、洋館内では自由に動けるが外に出ることは出来ない。
→追加情報項目【宝羽理紗について】
技能:交渉 意志 難易度:15
※情報を知った結果、なんでここに住んでいたのか理紗に尋ねると言い淀む。
「私は気付いたらこの家に居て、アチャに拾われて今まで過ごしてきた。高校に入る前……くらいのことかな?」
PLがどうしても知りたいという場合、情報項目として設定してあるのでここでは明かすことが出来ない。
もしくはキャラクターとしても語りにくいことの為、判定に成功しないと話す決意ができないとGMから説明すること。
【追加情報項目一覧】
***追加情報項目***
【アチャを倒す方法】
情報:UGN 知識:レネゲイド 難易度8
アチャがどのようなオーヴァードなのか理解したことで光明が見えた。
UGNがこれまで交戦してきたジャームや、レネゲイドの知識からアチャを分析することで倒す方法が見つかる。
【宝羽理紗について】
技能:交渉 意志 難易度:15
宝羽理紗がなぜここに住んでいるのか問いただすことができる。
しかし、打ち明けられない理由があるようで、判定に臨むPCが強く彼女を思っていることを示すことで難易度は大きく減少する。
※Sロイスのこと。Sロイスを宝羽理紗に取得した場合、難易度は6になる。
***情報開示後***
【アチャを倒す方法】
情報:UGN 知識:レネゲイド 難易度9
Eロイス:究極存在と不滅の妄執を所持するこの館において無敵を誇るジャーム。
だが、彼には制約がある。
※以下、箇条書きにて解説。
『究極存在』
・家族を守る父親と己を定義するレネゲイドビーイング。
・己をそう定義することでこの館において究極の存在でいられる。
『不滅の妄執』
・他者の魂(残留思念)をレネゲイドに取り込むことで存在が成り立っており、無数の命を持つため不滅。
・家族を増やすことで己の存在を高め、家族に寂しい思いをさせまいとしている。
ここからアチャを倒す方法を導き出すと・・・?
・家族の誰かを殺害することでアチャの存在を揺らがせる。
・家族を守る父親が家族を守れなかったことで矛盾が生じ、この2つのEロイスは解除されることだろう。
あるいは家族が個人として自立しそれを証明することで、アチャは己と家族を別の存在であると認めざるをなくなり、Eロイスは効力を失うが
それには複数の外の人間が家族の誰かを大切な存在であると証明しなければならないだろう。
【宝羽理紗について】
技能:交渉 意志 難易度:15
宝羽理紗はこの家で生まれたレネゲイドビーイング、アチャの家族の一人だ。
だが、彼女だけは2年前(面影島事件)に偶発的に発生したアチャと別個の存在であり、外に出る事が出来る。
人々の集合無意識ーーつまりアチャを構成する残留思念達の外へ出たい(人間として生きたい)という人間らしい心が重なり
オリジン:ヒューマンとして彼女を誕生させた。
自分達から誕生した彼女をアチャは祝福し、娘(家族)と認め愛情を注いでおり、外へ出ることを許した。
ソラリス/オルクスの能力で記憶の操作を行うことで、神楽高校の生徒として溶けこみ
PC1という友人もできて日常を謳歌していたのだが……。
ある日、PC2というオーヴァードの疑いがある生徒が転校してきて、彼女は揺らぐことになる。
UGNというかつてアチャを殺しに来た人かもしれない、自分も殺されてしまうかもしれない……と。
PC達に真実を打ち明けるか悩んだ末、アチャに相談した結果、家へと招き話し合うという約束だったのだが……結果はこの通りだ。
アチャはPC1を取り込み、PC2を殺害しようとしていたのだが、PC1が覚醒したことだけが誤算だったのだろう。
理紗はこのことに負い目を感じており、アチャを倒す方法を本能的に知っているのだがそれでも君たちへ打ち明けることを躊躇っていた。
何故ならば、アチャの力を弱めるには家族である理紗を殺害する必要があるのだから。
それでも自分を想い、日常に帰りたいと願う君たちへ理紗はこの事実を伝えてくる。
→【宝羽理紗について】と【アチャを倒す方法】の情報項目を開示することで
トリガーイベント2【汚れつちまつた悲しみに】が発生する。
トリガーイベント1「急襲」
シーンPL:全員
解説:アチャが襲ってくるシーン、戦闘が発生。
描写:三人が調べたことについて情報を共有していると「ギシ、ギシ」と壁の向こうから足音が響いてきて、理沙が息を潜める。
足音は遠のいていき、ホッとした理沙だったが一拍の間をおいて壁をぶち破ったアチャが雄叫びを上げて襲ってくる。
【ミドル戦闘2】
【エネミー】
アチャ
エンゲージ:5m先
【戦闘勝利条件】
逃走判定の成功
戦闘終了後、理紗の導きで地下室へ。
※アチャのデータや戦闘プランに関してはこちらを参照。
情報収集フェイズ2「窮鼠」
シーンPL:全員
解説:地下室に逃げ込んだPC達、次に襲われた逃げられないことを示唆。
描写:逃げ出したPC達が辿り着いたのは、湿気のひどい地下室だった。
暗闇に包まれているが、すぐに目は慣れてきてランタンを見つけることが可能。
その時にPC達は知覚判定(難易度6)を行うことができる。
知覚判定 難易度:6
成功すると人骨を地下室で見つけ、成功したPCの数だけ応急手当キットを一つ入手。
推測するに12年前、消息を絶ったといわれるUGNエージェントの亡骸と思われる。
知覚判定後、引き続き情報収集が可能。※シーンに登場したPCは購入判定を行える。
トリガーイベント2「汚れつちまつた悲しみに」が発生することでクライマックスフェイズへ行くことができるようになる。
トリガーイベント2「汚れつちまつた悲しみに」
※【宝羽理紗について】と【アチャを倒す方法】の情報項目を開示することで発生するシーン。
シーンPL:PC1&2
解説:場所は地下室、宝羽理紗が自分を殺すことでアチャの力が弱まる(Eロイスが解除される)ことを判定を試みたPCへ明かすシーン。
※2回目のミドル戦闘で逃走したあと(情報収集の判定中の会話描写)を想定している。
打ち明けたあと、知識レネゲイドか情報:UGNか技能:意志によって判定を行うことができる。
描写:アチャから逃げのびて地下室へ辿り着き、息が整った頃、沈痛な面持ちで宝羽理沙が【判定を試みたPC】を見つめ、とつとつと語りだす。
宝羽理沙「私はレネゲイドビーイングなの、レネゲイドビーイングっていうのはレネゲイドウィルスから生まれた生命体のことで、力を使うことが出来る」
「アチャはたくさんの人間の残留思念から生まれたレネゲイドビーイングで、私は彼らの人間としての記憶や、日常へ帰りたいという意志が積み重なって生まれたの」
「だから、本能的に人と触れ合いたいって気持ちがあって……アチャは外へ出ることを許してくれた」
「言葉は悪いけど、力を使うことで人々の記憶や記録を改ざんして、学校へ生徒として潜り込んだ。そこで、PC1と出会って……とっても楽しい日々だった」
「でも、この力のことを隠しているのは、騙しているみたいで辛かった……そんな時にPC2が転校してきて、この人はオーヴァードなのかもしれないってなんとなく理解できたの」
「もしかしたらアチャの言っていたUGNの人かもしれない……話合いの席を作ろうってアチャが言ってくれて、うちに君たちを呼んだら……こんなことに」
「私ね、たくさん学んだんだよ。人間は他者と触れ合うことで社会を形成して……絆を紡ぐことで支えあって生きているんだって。それはエフェクトなんかよりもすごくて、もっと尊いもの」
「私はもっと人間のことを知りたい、私も人間として生きていきたい。あなた達と生きる日々はとっても楽しかった」
「だから……人間として友達にこのこと伝えさせてもらうね」
「私を殺して。そうすれば、アチャは存在に矛盾を抱えて、不死身の力は失われる」
※1.PCが肯定した。
「ありがとう……これで私も、人間として生きた証を残せる気がする」
宝羽理沙はそう語ると、瞳に雫をたたえながら瞼を閉じてその時を待つ。
※2.PCが否定した。
「じゃあ、私たちと家族になる?」
他に方法はないと言わんばかりに、宝羽理沙は問いかける。
問いかけへの返答が終わったところで、下記の判定を行うといいだろう。
【アチャの力を解除する方法】
技能:意志 知識:レネゲイド 情報:UGN 難易度:9
日常へ帰りたいという意志を理沙へ示す、あるいはこの洋館を満たすレネゲイドへの知識
UGNのジャームとの戦いの歴史から、ジャーム:アチャの力を解除する方法を導き出すことが出来る。
情報開示後の項目↓
【アチャの力を解除する方法】
技能:意志 知識:レネゲイド 情報:UGN 難易度:9
宝羽理紗はアチャ達とは違う個人であることを認め
自分たちにとって共に帰るべき大切な存在であるとSロイスを取得して証明することで
アチャは家族と己は違うと認めざるを得なくなり、続々と体内に宿る魂が解放されていくことだろう。
だが、完全に解除するには複数の人間が彼女が大切な存在であることを証明する必要がある。
【PL向け情報】
・Eロイス:究極存在は宝羽理紗へSロイスを取得するPCが一人いることで解除される。
・Eロイス:不滅の妄執は宝羽理紗へSロイスを取得するPCが二人いることで解除される。
もし、究極存在しか解除できていない場合、アチャを戦闘不能にすることは出来るものの
エンディングフェイズで復活してこの館に存在し続ける。
※1 アチャをクライマックス戦闘で戦闘不能にすることでPCたちは洋館を脱走し、エンディングフェイズを迎えられる。
また、アチャの力は強大無比であり下手に死亡させようとすると悪夢に囚われる可能性がある。
※2 トドメを刺され死亡したアチャは不死生命を宣言して死亡状態を回復し、エンディングフェイズで復活してトドメを刺したPCへ囚人の鳥かごを宣言して、再び屋敷に閉じ込める。
判定が終了し、情報を開示したあと、壁がぶち破られた後アチャがPC達の前へ姿を表す。
※3 もしSロイスをPC二人が宝羽理沙へ指定していた場合、アチャは自分を構成する魂がから抜け出ていき弱体化し、苦しみ始めていく。
アチャ「リィィィィィィィィィィィサァァァァァァァァッ!!」
クライマックスフェイズ【RESIDENT EVIL】
シーンPL:PC1&PC2
解説:地下室へアチャがやってくるシーン、クライマックス戦闘になる。
足音がひたひたと聞こえてきて、ドアをぶち破られてアチャがPC達の下へ乱入してくる。
描写:爆弾が爆発したような大きな音が響くと、アチャがドアをぶち破ってPC達の前へ姿を現し、身体中にある無数の目を向けて雄叫びを上げる。
アチャ「リィィィィィィィィィィィサァァァァァァァァッ!!」
アチャは一歩ずつ重い足音を響かせ、PC達へ近づいていく。
「リサは家族だ、家族はオレ。お前たちも家族になるんだ」
「家族は一人じゃない、家族は一緒にいる、家族であれば一人じゃない、家族増える、オレがオレで満ちていく」
「父親の言うことは聞くものだ、黙って受け入れろ。お前たちも今日からファミリーだ!」
アチャは身震いして言葉にならない奇声を発すると、彼の衝動が君たちへ伝播し
「自分たち家族を否定できるものがいるものか」という解放感に支配されていく。
【衝動判定】難易度:9
【クライマックス戦闘】
【エネミー】
アチャ
エンゲージ:5m先
【戦闘勝利条件】
アチャの戦闘不能
宝羽理紗をSロイスに指定していると、戦闘に参加して支援してくれる。
※攻撃の対象にはならない。
『シンドローム』オルクス/ソラリス
『能力値』肉体:1 感覚:1 精神:2 社会:5
『技能』 回避:1Lv RC:2Lv 意志:1Lv 交渉:4Lv 情報:噂話:2
『副能力値』HP:24 侵蝕率:100% 行動値:4
『エフェクト』
※エフェクトのLvは侵蝕率による修正済み
セットアップ <アクセルLv5>
オート <妖精の手Lv3>
メジャー <導きの華LV5> <要の陣形Lv3> <狂戦士Lv3>
『コンボ』
メジャー <導きの手> 要の陣形LV3+導きの華LV5+狂戦士LV3 効果:三体へ次のメジャーアクションの達成値+10+判定D+6、C値-1(下限値6)
『行動指針』
セットアッププロセスで自身へ<アクセル>を使用し行動値を14に変更、メジャーアクションで<導きの手>による支援をPC2体へ行う。
エンゲージがバラバラの場合はPLにどちらへ支援を行うか希望を聞き相談すること。
基本形態
『シンドローム』キュマイラ/ブラム=ストーカー
『能力値』肉体:8(5) 感覚:5(2) 精神:4(1) 社会:4(1)
『技能』白兵:4 回避:3 RC:2 意志:4 知識:レネゲイド:3
『副能力値』HP:121 行動値:5 戦闘移動:10m 全力移動:20m
侵蝕率:120% ※エフェクト、ダイスボーナス等侵蝕率反映済み。
『ロイス』
D:古代種
E:究極存在
E:不滅の妄執
E:囚人の鳥かご
E:傲慢な理想
E:囚人の鳥かご(トドメを刺された場合、不死生命を使用して復活し、トドメを刺したPCへエンディングで使用)
『エフェクト』
常時 <生命増強Lv3> <不死生命Lv1> <超人的弱点Lv1>.※Eロイス:不滅の妄執が解除された場合不死生命が使用不可になる。
セットアップ <フルパワーアタックLv4>
イニシアチブ <加速する刻Lv3>
オート <赤河の支配者Lv6> <インペリアルガードLv3> <イモータルライフLv1>
マイナーアクション <完全獣化Lv4><破壊の爪Lv2><ハンティングスタイルLv2>
メジャーアクション <飛礫Lv3><獣の力Lv5><渇きの主Lv5><血の宴Lv5><コンセントレイト:キュマイラLv3>
『コンボ』
マイナー < 獣化&疾走> 完全獣化Lv4+破壊の爪Lv2;ハンティングスタイルLv2 効果:シーン間、肉体判定のD+5(素手以外のアイテム使用不可)
メジャー <血染めの爪牙> 獣の力Lv5+渇きの主Lv5+コンセントレイト:キュマイラLv3
対象:単体 射程:至近 効果:攻撃力10(40)の白兵攻撃、装甲無視、命中時HP20点回復
メジャー2 <血染めの大爪> 獣の力Lv5+渇きの主Lv5+血の宴Lv5+コンセントレイト:キュマイラLv3
対象:範囲(選択) 射程:至近 効果:攻撃力10(40)の白兵攻撃、装甲無視、命中時HP20点回復
メジャー3 <吸血ヒル> 飛礫Lv3+獣の力Lv5+渇きの主Lv5+コンセントレイト:キュマイラLv3
対象:単体 射程:20m 効果:攻撃力4(34)の白兵攻撃、装甲無視、命中時HP20点回復
メジャー4 <吸血ヒルの群れ> 飛礫Lv3+獣の力Lv5+渇きの主Lv5+血の宴Lv5+コンセントレイト:キュマイラLv3
対象:範囲(選択) 射程:20m 効果:攻撃力4(34)の白兵攻撃、装甲無視、命中時HP20点回復
オート <命の壁> 赤河の支配者Lv6+インペリアルガードLv3
効果:ダメージロール適用直前に宣言、HPダメージを1d10+12+2d軽減
※インペリアルガードはシナリオ3回まで使用可能。
『ミドルフェイズでの戦闘の行動指針』
セットアッププロセスでPCから攻撃を受けた後、イニシアチブプロセスで<加速する刻Lv3>を使用。
マイナーアクションで<獣化&疾走>を行い、PCのエンゲージから離れメジャーアクションで<吸血ヒル>か<吸血ヒルの群れ>で攻撃。
※PC達のエンゲージが一つであれば<吸血ヒルの群れ> 別々のエンゲージにいるのならば侵蝕率が低いほうへ<吸血ヒル>
PCのどちらかから攻撃を受けてダメージが入らないことを説明(Eロイス:究極存在)し、PC達へ一撃を加えたうえで最終的に逃走を行わせることが目的。
エンゲージに接近され至近の攻撃を受けた場合、<復讐の刃>を使用して反撃。
なお、Eロイスが解除されるまでダメージを負わないので<赤河の支配者>と<インペリアルガード>はクライマックス戦闘まで使用することはない。
『ミドル戦闘2回目での行動指針』
セットアッププロセスで<フルパワーアタック>を使用、イニシアチブプロセスで<加速する刻>を使用してメインプロセス
マイナーで<完全獣化>のみ使用して、メジャーで<吸血ヒル>か<吸血ヒルの群れ>でPC達を攻撃。
PC達のエンゲージには近づかないように。※獲物を弱らせる獣のような動きをイメージ
『クライマックスフェイズでの行動指針』
毎ラウンド、セットアッププロセスでフルパワーアタックを使用。
イニシアチブプロセスで<加速する刻>が残っている場合はすぐに使用。
自分のメインプロセスがやってきたらマイナーアクションで<獣化&疾走>でPC達のエンゲージへ。
使用回数が許す限り<血染めの大爪>を使用していきましょう。
また、アチャのいるエンゲージからPCが離れた場合、そのPCをヒルで狙うようにしていく。
※至近にいるPCは復讐の刃によってロイスを削ることができますので、逃げたほうへ攻撃を加えロイス数を平等に削っていくことが狙いです。
また、ダメージを負った場合は積極的に<インペリアルガード>と<赤河の支配者>を使用していきましょう。
基本的に使用することを想定していませんが、不死不滅を使用した上で2ラウンド目を迎えずに戦闘不能へ陥る場合は
<イモータルライフ>を使用して戦闘不能とHPを2d10回復しましょう、※シナリオ1回
【アチャのセリフや描写】
攻撃時「お前もファミリーになるんだ!」
「家族は誰にも渡さない」
「オレが父親だ」
復讐の刃:攻撃を受けると槍のように鋭い触手が身体から伸びてきて、攻撃してきたPCを貫く。
赤河の支配者など:アチャの体内に宿る魂が人間として具現化し、無数の手が攻撃を受け止める。
被弾時 小ダメージ「オレがいる限り家族を傷つけられるものか」
中ダメージ「ぎゃああああああ傷! キズ!?」
大ダメージ「グギギギ痛い痛い痛いもう嫌だ、苦しいギギギギギ」
HP50% 「こんなことは……あり得ない、父が膝をつくなどあってはならない」
HP0% 「いなくなる、家族がみんな、いなくなる……嫌だ」
戦闘不能時 「オレは家族が……欲しかっただけなんだ!」
エンディングフェイズ
合同エンディング ※全員登場
どのEDも最後は必ず、昨日と同じ今日〜だが世界は既に変貌していたと言ってエンディングを閉じること。
エンディングフェイズ【夢で終わらせない】
解説:Eロイスを2つ解除していた場合のED
戦闘直後、洋館から脱出できる。
描写:洋館から出ると既に駆けつけていたUGN神楽支部のエージェント達にPC達と理紗は保護される。
だが、エージェント達が洋館に乗り込んでいくとアチャの死体は消えてなくなっており、同時に洋館は朽ち果てていき、ツタの生い茂る廃墟へ変貌していった。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた――
ダブルクロスThe 3rd Edition
「Resident Evil」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
エンディングフェイズ【氷の眼差し】
解説:理紗を殺害していた場合のED
戦闘直後、洋館から脱出できる。
ドアを開いて外へ出ていくその瞬間、視線を感じて振り返ると理紗が蘇生して怨めしそうな顔でPC達を睨んでいる姿が見える。
※振り返らなかった場合、外へ出ていく背中をずっと睨みつづけていることだけ描写
復活したが理紗はジャーム化して地縛霊として生きていくことになる。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた――
ダブルクロスThe 3rd Edition
「Resident Evil」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
エンディングフェイズ【お前もファミリーだ】
解説:クライマックスフェイズでトドメを刺した場合のED
死亡状態がエンディングフェイズで不死生命によって回復され、トドメを刺したPCを囚人の鳥かごによって洋館へ閉じ込める。
※ボスを倒す機会を失い、死なないエネミーと二人きりになってしまうので、ほぼロストのようなもの。処理的にはロストではない扱い、好きに演出してよい。
もう一人のPCもこのまま洋館から脱出しないと非日常から帰れなくなる。
想定ではトドメを刺していないPCが脱出し、トドメを刺したPCの悲鳴が聞こえてきてエンディングを締める。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた――
ダブルクロスThe 3rd Edition
「Resident Evil」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
【配布経験点について】
セッションに最後まで参加した1点
よいロールプレイをした1点
他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った1点
セッションの進行を助けた1点
場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った1点
シナリオの目を達成した5点
宝羽理沙の生存5点
最終侵蝕率による経験点(x)
Sロイスの取得5点
Eロイス&Dロイス6点
計算式
c(21+X+5)
※どどんとふにXへ侵蝕率ぶんの経験点の値を入れて、チャットへ打ち込むと計算してくれます。